GISBoxのグループ機能では、複数のイメージサービスを一つのサービスとして統合できます。このサービスへのタイルリクエストが行われた際、グループ内のイメージを順番に検索し、該当するタイルがあれば返却し、なければ次のイメージを検索します。
作成されたグループは「サービス」画面の「グループ」で確認できます。
「グループ」画面の右上にある「新規」ボタンをクリックします。
「イメージグループを新規」ウィンドウが表示されたら、右側の「選択」ボタンをクリックします。
イメージサービスを選択します。このイメージサービスは、事前に「イメージ」セクションで追加しておく必要があります(「一般イメージ」ガイドを見るにはクリックしてください)。
追加後、グループメンバーに追加したイメージサービス名が表示されます。
最後に、「OK」ボタンをクリックすると、対応するグループサービスが作成されます。
** 設定項目** | ** 説明** |
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番号 | グループに追加されたイメージサービスにはそれぞれ番号が付与され、公開日時に基づき順番に並べられます。公開日時が早いほど番号は大きくなります。 |
サービス名 | グループサービスの名前を自由に変更できます。 |
公開日時 | グループサービスの公開日時を示します。 |
ファイルパス | グループサービスがローカルに保存されているファイルパスを示します。 |
サービスアドレス | GISBox が生成したサービス URL。Cesiumなどの GIS プラットフォームや、Wings Engineなどのデジタルツイン構築プラットフォームで利用可能。 |
検索バーにサービス名またはファイルパスを入力して検索可能です。
編集したいグループサービスにカーソルを合わせ、右クリックで操作メニューを表示します。
「グループ名」欄に新しい名前を入力し、「確認」ボタンをクリックすると名前の変更が完了します。
「メンバーを新規」ボタンをクリックして、新しいイメージサービスをグループに追加します。
左側で対象のイメージサービスを選択して、右上の「選択した項目の削除」ボタンをクリックするか、イメージサービス右側の「削除」ボタンをクリックして削除します。
「プレビュー」ボタンをクリックすると、ブラウザでサービスを開いて確認できます。
以下はブラウザで開いたグループサービスの例です:
削除したいグループサービスを選択し、「削除」ボタンをクリックすると、選択したサービスが削除されます。
新しいグループサービスを追加したのに、「グループ」画面に表示されない場合、右上の「リフレッシュ」ボタンをクリックして新しいサービスを読み込みます。
生成されたサービスアドレスは、Cesiumやデジタルツインプロジェクト(例:Wings Engine)に利用できます。以下は、Wings Engine に接続する手順です。
**「コピー」**ボタンをクリックして、サービスアドレスをコピーします。左側の「GIS」を選択し、「GIS Blank」を選択、プロジェクト名を入力し、「Create」をクリックします。
「Advanced Setting」では、対応する座標系や最大ズームレベルの詳細を選択できるほか、レベル 0 のタイル数や緯度・経度の制限を設定することもできます。最後に「Import」ボタンをクリックすれば完了です。