GISBox

キャッシュ

ソフトウェアGISBoxは、オンラインイメージサービスのアドレスをインポートし、リアルタイムキャッシュイメージサービスを生成することをサポートしています。

生成されたリアルタイムキャッシュイメージサービスは、「サービス」画面の「キャッシュ」で確認できます。

1. リアルタイムキャッシュイメージサービスを追加する

「リアルタイムキャッシュイメージ」画面の右上にある「追加」ボタンをクリックしてください。

すると、「イメージキャッシュを新規」ダイアログが表示され、以下の設定が可能です。

** 設定項目** ** 説明**
サービス名 リアルタイムキャッシュイメージサービスの名前を自由に入力します。
オンラインイメージ オンラインイメージサービスのインターフェースアドレスを入力します。
データパス リアルタイムキャッシュイメージサービスがローカルに保存されるファイルパスを指定します。空の任意のフォルダを選択できます。
経度範囲 経度の範囲を自由に設定できます。デフォルト値は「180」「-180」です。
緯度範囲 緯度の範囲を自由に設定できます。デフォルト値は「90」「-90」です。
レベル範囲 レベルの範囲を自由に設定できます。レベルによって配信速度が変わります。デフォルト値は「0-15」です。
投影パラメータ 投影パラメータを選択します。「メルカトル投影」「緯度経度投影」の 2 種類があります。

ポップアップする「イメージキャッシュを新規」ウィンドウで、オンラインイメージの項目にオンラインイメージサービスのアドレスを入力します。ここでは例として、天地图イメージサービスアドレスを使用します。

データパスには、イメージタイルキャッシュを保存するフォルダを選択します。

イメージの範囲を選択する際に「グローバル」または「中国」を選択すると、経緯度範囲が自動的に同期されます。デフォルトはグローバル範囲です。

オンラインイメージサービスのアドレスの種類に応じて、対応する投影パラメータ(「メルカトル」または「緯経度」)を選択します。

「OK」ボタンをクリックすると、リアルタイムキャッシュイメージに対応するサービスが生成されます。

2. リアルタイムキャッシュイメージサービスを管理する

2.1 設定項目の説明

** 設定項目** ** 説明**
番号 追加された各リアルタイムキャッシュイメージサービスに固有の番号が付与されます。公開時間の順に並び、公開が早いほど番号が大きくなります。
サービス名 リアルタイムキャッシュイメージサービス名を自由に変更できます。
公開時間 リアルタイムキャッシュイメージサービスが公開された時間を示します。
ファイルパス リアルタイムキャッシュイメージサービスがローカルに保存されるファイルパスです。
サービスアドレス GISBox が生成したサービスアドレス(CesiumやデジタルツインプロジェクトWings Engineに利用可能)

2.2 リアルタイムキャッシュイメージサービスを検索する

検索バーにサービス名ファイルパスを入力して検索できます。

2.3 リアルタイムキャッシュイメージサービスの名前を変更する

名前を変更したいリアルタイムキャッシュイメージサービスにカーソルを合わせて右クリックし、「編集」をクリックします。

新しい名前を入力し、「OK」ボタンをクリックすると名前の変更が完了します。

2.4 ファイルパスを確認する

ファイルパスの「フォルダ」ボタンをクリックすると、ローカルファイルパスを確認できます。

2.5 リアルタイムキャッシュイメージサービスをプレビューする

「プレビュー」ボタンをクリックすると、ブラウザで該当のリアルタイムキャッシュイメージサービスをプレビューできます。

2.6 サービスを削除する

対象のサービスを右クリックし、「削除」をクリックすると削除できます。

2.7 サービスをリフレッシュする

新しいリアルタイムキャッシュイメージサービスを追加した際、「リアルタイムキャッシュイメージ」画面に表示されない場合は、右上の「リフレッシュ」ボタンをクリックして新しいサービスを読み込みます。

3. サービスアドレスの利用

生成されたサービスアドレスは、Cesiumやデジタルツインプロジェクト(例:Wings Engine)に利用できます。以下は、Wings Engine に接続する手順です。

**「コピー」**ボタンをクリックして、リアルタイムキャッシュ画像サービスアドレスをコピーします。

[Wings Engine](https://www.wingsengine.com/)を開き、左上の**「New」**ボタンをクリックして新しいプロジェクトを作成します。

左側の**「GIS」**を選択し、**「GIS Blank」**を選択、プロジェクト名を入力し、**「Create」**をクリックします。 ![](1741055482053-13ef5024-fa40-4ebd-a0a5-80942e10eb21.png) 作成したプロジェクトを開き、 左側の**「GIS」****「Image」****「+」**をクリックし、インポート設定画面を開きます。

コピーしたサービスアドレスを入力欄に貼り付け、「Import」ボタンをクリックします。

**「GIS Map」**に追加された画像を確認できます。