Ordnance Survey OS Data Hub API
2026年05月15日 15:14
GISBoxは、OSGB/GEOTIFF/RVTなどの複数のGISフォーマットでの編集をサポートし、3DTiles/Terrainへの変換や公開が可能なワンストップ3DGIS データ編集、変換、公開プラットフォームです。
概要
Ordnance Survey OS Data Hub API は、英国の国土地理院である Ordnance Survey(OS)が提供するクラウドベースの地理空間データ配信サービスです。OS の高精度地理データ(マッピング、住所、道路ネットワーク、行政区域、地形など)をウェブアプリケーションやモバイルアプリに直接取り込み、リアルタイムで活用できる RESTful API として提供されます。開発者は認証された環境下で、さまざまな GIS データセットにアクセスし、地図表示、空間分析、ルート計算、統計集計などの機能を効率的に組み込むことができます。

構成要素
OS Data Hub API は複数のサービスエンドポイントとデータ形式で構成され、開発者が用途に応じて利用可能です。主な構成要素は以下の通りです。
- Vector Tile API:OS MasterMap などのベクトルデータをタイル形式で取得し、動的な地図描画やカスタマイズ表示が可能です。
- Feature API:住所、建物、道路、行政区域などの属性情報を取得でき、フィルタリングやクエリによる検索をサポートします。
- Route API:道路ネットワークデータを用いた経路検索・最適化を提供します。
- Search API:住所や地点検索を行い、座標情報や関連属性を返します。
- Lookup API:特定のオブジェクトIDやコードに対応する詳細データを取得できます。
- Authentication:APIキーや OAuth 2.0 による認証機能を備え、アクセス権限管理を行います。
長所
- 高精度データ利用:英国全土の公式データにアクセスでき、精密な地理情報に基づいたアプリケーション構築が可能です。
- リアルタイム更新:最新の地理データをオンラインで取得でき、情報の鮮度を保てます。
- 柔軟な形式対応:ベクトルタイル、GeoJSON、GML など複数形式でデータを取得可能。
- クラウドベースでの統合容易性:REST API により、ウェブ・モバイル・GIS システムとの統合が容易です。
- 多用途利用:地図描画、空間分析、ルート計算、検索機能など多様な GIS 機能をアプリケーションに組み込めます。
短所
- オンライン依存:データ取得にはインターネット接続が必要で、オフライン利用には制約があります。
- 利用制限:APIキーによるリクエスト制限や商用利用のライセンス条件があり、利用用途に応じて制約を確認する必要があります。
- 英国限定データ:提供されるデータは主に英国国内の地理情報であり、海外データは対象外です。
- 学習コスト:複数の API エンドポイントやデータ形式に対応するため、初期学習や実装に一定のリソースが必要です。
応用シーン
OS Data Hub API は、ウェブマッピングアプリ、都市計画ツール、物流・配送管理システム、公共サービスアプリなど幅広い分野で利用されます。住所検索やルート計算を組み込んだモバイルアプリ、行政区域ごとの統計情報を可視化するダッシュボード、建物や道路の詳細ベクトルデータを活用した GIS プロジェクトなど、英国国内向けの高度な地理空間アプリケーション開発に最適です。
例
1. APIオーバービュー。
ファイルの開き方
1. APIアドレス表示インターフェース。

関連地図サービス
CSW
OpenSky Network API
NOAA NCEI API
GeoNames Web Services
参考
- https://osdatahub.os.uk/support/faqs/account-and-apis
- https://osdatahub.os.uk/
- https://labs.os.uk/public/os-data-hub-examples/os-maps-api/zxy-3857-basic-map#maplibre-gl-js